A-12 航空機の対地高度計として搭載された FM-CWレーダー(電波高度計)の送信波と受信波(反射波)の周波数差が12[kHz]であった。この航空機の対地高度の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、送信波は、図に示すように、100[Hz]の三角波で変調されたものであり、4,250〜4,350[MHz]の間を変化するものとする。
なんだこれ
図形をよく見ましょう。
実線をよく見ると、底辺がと高さがMHzの直角三角形があります。
※MHzはMHzから算出。
それを平行移動させたのが、点線の三角形です。
すなわち、
三角形の相似比ですね。
よって、
ここで、レーダは光速()で移動しますから
の距離を移動したがために、このずれが生じたことになります。
この距離は、レーダー源から行って帰っての往復の距離です。
なので、片道は90 m。
答えは、4です(イエーイ!)