Penguin-AppliedPhysicsのブログ

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令和3年1月2回目 一陸技「無線工学の基礎」B-2

B-2 次の記述は、図に示す交流回路の電流と電力について述べたものである。⬜︎内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、負荷A及びBの特性は、表に示すものとする。また、交流電圧は、V=100[V]とする。

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みたことあるぞー

 

類似問題はこちら…

https://penguin-appliedphysics.hatenablog.com/entry/2023/11/14/212614

 

Aに流れる電流I_A

P_A=VI_A\cos\theta_A
600=100I_A\times0.6
I_A=10
Bに流れる電流I_B

P_B=VI_B\cos\theta_B
400=100I_B\times0.8
I_B=5
よって

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となりますので、縦軸は8-3=5、横軸は6+4=10となります。

そのため、合計した電流は

I=\sqrt{5^2+10^2}=5\sqrt{5}
6が入ります。

 

容量性であるAの方が電流が大きいので、進みます。

7が入ります。

 

有効電力は単純にお互いの有効電力を足すだけです。

P_A+P_B=600+400=1000

3です。

 

回路の力率は

\cos\theta=\frac{P}{VI}=\frac{1000}{100\times 5\sqrt{5}}=\frac{2}{\sqrt{5}}

4です。

 

皮相電力は

P_0=VI=100\times 5\sqrt{5}=500\sqrt{5}

5です。