B-4 次の記述は、図1に示す変成器Tを用いたA級トランジスタ(Tr)電力増幅回路の動作について述べたものである。⬜︎内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、図2は、横軸をコレクターエミッタ間電圧V(V)、縦軸をコレクタ電流[A]として、交流負荷線XY及びバイアス(動作)点Pを示したものである。また、Tの一次側の巻数及び二次側の巻数をそれぞれ、N1及びN2とする。さらに、入力は正弦波交流電圧で回路は理想的なA級動作とし、静電容量C[F]、バイアス回路及びTの損失は無視するものとする。
なんだこれー
ア
電圧は巻き数の比です。ab間の電圧を、cd間の電圧をとすると
変成器に入力される電力は
変成器から出力される電力は
ここで、これらの電力は等しいので
1が当てはまります。
ウ
先にウです。これは知っているかですね。
コレクタにインダクタがある場合は電源電圧の2倍まで上がります。
8が当てはまります。
https://analogista.jp/class-a-amp/
エ
そのため、電流も2倍です。
9が当てはまります。
イ
ウとエの傾きを取れば
7が当てはまります。
オ
中点ですから、Pはです。
それぞれの実効値を使えば
答えは5です