Penguin-AppliedPhysicsのブログ

応用物理に関することを色々と。

令和2年11月1回目 一陸技「無線工学A」B-1

B-1 次の記述は、移動通信などのデータ伝送の誤り制御方式の一つである前方誤り訂正(FEC)方式について、図に示す構成例を基に、ブロック符号の一つであるハミング(7,4)符号を例にしてその基本的な原理を述べたものである。⬜︎内に入れるべき宇句を下の番号から選べ。なお、同じ記号の⬜︎内には、同じ字句が入るものとする。
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なんだこりゃ!

 

ハミング(7,4)符号ですので、符号長が7に対する情報記号数が4になります。

正解は4ビットです。

詳しくはこちら

https://prml.main.ist.hokudai.ac.jp/wp-content/uploads/2020/07/infth2020-13.pdf

 

イとエ

P(x)x^3F(x)G(x)で割った際の余りになります。

これによって、R(x)x^3F(x)+P(x)のとき、G(x)で割るときれいに割り切れるわけです。

送受信で既知のG(x)を使うことで、受信側で割り切れれば誤りなし、割り切れなければ誤りありということになります。

イは7、エは9が正解です。

 

ハミング符号を用いれば、1ビットでの訂正が可能になります。

ウは1です。

 

シフトレジスタ

信号を並べ替えたり変換したりして、一つの配線で膨大な信号伝送を可能にするデバイス。割り算の剰余を求める割り算回路はシフトレジスタ排他的論理和で構成されます。

詳しくはこちらです。

contents.zaikostore.com

https://www.ieice-hbkb.org/files/04/04gun_01hen_05.pdf

 

A-Dコンバータ:

アナログ信号の振幅を離散的な周期で切り出し、符号で表されたデジタル信号に変換するデバイスです。

オは5です。