A-17 図に示すように、直流電圧計V1及びV2を直列に接続したとき、それぞれの電圧計の指示値レ及びの和の値から測定できる端子ab間の電圧Vabの最大値として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、それぞれの電圧計の最大目盛値及び内部技抗は、表の値とする。
こちら、単純なオームの法則で解けてしまいます。
測定できる最大の電圧を知りたいわけですが、内部抵抗値は分かっています。すなわち、ab間に流れる最大電流が分かれば、この問題は解けそうです。
さて、この問題ですが、それぞれの電圧計は直列ですので同じ電流が流れます。
ここで、に流れる最大の電流は文中より、
同様に、に流れる最大の電流は文中より、
ですので、の方が小さいです。すなわち、両方で正確に測るためには、小さいほうのが最大でないといけないということが分かります。
では、ですが、直列なので合成抵抗は足し算です。それを踏まえて、オームの法則より
答えは、3です!(イエーイ)