Penguin-AppliedPhysicsのブログ

応用物理に関することを色々と。

令和2年11月2回目 一陸技「無線工学の基礎」A-4

A-4 導線の抵抗の値を温度T1[℃]及びT2[℃]で測定したとき、表のような結果が得られた。このときの温度差(T2ーT1)の値として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、T1[C]のときの導線の抵抗の温度係数αをα=1/238[℃-1]とする。

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温度係数!珍しめ??

 

さて、温度係数についてですが、ある温度から上昇したときの抵抗の変化倍率的なものを指します。

式にするとこんな感じ

R_2=R_1+R_1\alpha(T_2-T_1)

あとは当てはまるだけですね。

0.18=0.15+0.15\times \frac{1}{238}(T_2-T_1)
T_2-T_1=47.6

 

答えは1です!(イェーイ)

 

温度係数についてはこちら参照です。

detail-infomation.com