Penguin-AppliedPhysicsのブログ

応用物理に関することを色々と。

令和2年11月2回目 一陸技「無線工学の基礎」A-5

A-5 図に示すように、Rの抵抗が接続されている回路において、端子ab間から見た合成抵抗Rabの値として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、R=20[Ω]とする。

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難しそうですが…

 

こちらの回路、このような対称性があります。

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つまり、わちゃわちゃしてますが、同じ抵抗が並列回路として繋がっているようなものです。

同じ抵抗が並列接続されていれば、合成抵抗は半分になります。

また、赤線の左上半分を見ると、抵抗1つと直列の抵抗2つが並列、と抵抗1つの回路です。

なので、写真の合成抵抗をR_xとすれば

R_x=\frac{1}{2}\times (R+\frac{2R\times 2R}{2R+2R}+R)=\frac{1}{2}3R=30

この合成抵抗がR1つと直列で繋がれているので、

R+R_x=20+30=50

5が正解です!(イェーイ)