B-1 次の記述は、図1に示すような磁東密度がB[T]の一様な感界中で、図2に示す形状のコイルLが角速度ω[rad/s】で回転しているとき、Lに生じる誘導起電力について述べたものである。内に入れるぺき字句を下の番号から選べ。ただし、図3に示すようにLは中心軸OPを磁界の方向に対して直角に保って回転し、さらに、時間tはLの面が磁界の方向と直角となる位置(X-Y)を回転の始点とし、このときをt=0[s]とする。なお、同に記号の内には、同じ字句が入るものとする。
さて、コイルの問題です。
まず、アですがこれはレンツの法則で公式ですね
これは、誘起起電力が巻き数も比例し、磁束の時間変化を妨げる向きに発生することを指します。
なので、答えは6です!
次に、イ,ウとエですが、
磁束は、磁束密度と面積の積で求まります。今回、問題文より磁束密度はです。一方で面積は、磁束密度に対し垂直でなければならないため、時間的に変化します(図1のようにコイルが変化しているから)
今回、のときに対して垂直なので、のとき面積がであるものを選びます。
なので、イは
より、2が正解です!
そのまま、計算すると
ウは8、エは4が正解になります!
最後に、オは周波数[Hz]を求められていますので、
より、5が正解になります!(イエーイ)