Penguin-AppliedPhysicsのブログ

応用物理に関することを色々と。

令和1年7月 一陸技「無線工学の基礎」A-14

A-14 図1に示す回路と図2に示す回路の伝達関数(Vo/Vi)が等しくなる条件を表す式として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、角周波数をω[rad/s]とし、演算増幅器Apは理想的な特性を持つものとする。

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反転増幅器の問題ですが、前提としてf:id:Penguin-AppliedPhysics:20231101205213j:image

(めちゃくちゃ新幹線のGが掛かっている中で書いてます…)

 \frac{V_{o}}{V_{i}}= - \frac{Z_2}{Z_1}

が成り立ちます。(上/下!覚えやすい)

detail-infomation.com

詳しくは、上を参照です。

 

なので、 Z_1Z_2の比が図1と図2で等しければ良いです。

因みに、コンデンサの抵抗成分は \frac{1}{j\omega C}であり、コイルの抵抗成分は j\omega Lということはお忘れなきよう…

あとは、当てはめて図1と図2でイコールを結ぶだけですね。

 \frac{\frac{1}{j\omega C}}{R}=\frac{R}{j\omega L}

 C = \frac{L}{R^2}

答えは3です!(イェーイ)