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令和2年11月2回目 一陸技「無線工学の基礎」B-4

B-4 次の記述は、理想的な演算増幅器(Aop)を用いた負帰還増幅回路について述べたものである。このうち正しいものを1、認っているものを2として解答せよ。

βの方か...

 

負帰還増幅回路の増幅度A_Vオペアンプ単体の増幅度A_0とすると

A_V=\frac{A_0}{1+A_0\beta}

ここで、理想的なオペアンプであれば増幅度は∞になるので、
A_V=\frac{A_0}{1+A_0\beta}\simeq\frac{A_0}{A_0\beta}=\frac{1}{\beta}

なので正解です。

 

イは飛ばして、先にウです!

入力にプラスが繋がっているので増幅度は

A_V=1+\frac{R_1}{R_2}

です。なので、間違い

 

そうするとアとウから、

\beta=\frac{1}{A_V}=\frac{1}{1+\frac{R_1}{R_2}}=\frac{R_2}{R_1+R_2}

これも間違い。

 

イの結果を代入しましょう。図2では、R_1=0, R_2=\inftyと見なせますから

\frac{R_2}{R_1+R_2}=\frac{1}{\frac{R_1}{R_2}+1}=\frac{1}{\frac{0}{\infty}+1}=1

正解です。

 

これも正解です。

詳しくはこちら参照です。

detail-infomation.com