B-5 次の記述は、スーパへテロダイン受信機の相互変調について述べたものである。⬜︎内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、a0、a1、a2及びa3は、それぞれ、直流分、1次、2次及び3次の項の係数を示す。なお、同じ記号の⬜︎内には、同じ字句が入るものとする。
むずかしすぎ!!!
ア
本来ならば、問題文のようにとを考え、3乗項の成分を求めるために
を真面目に計算しなければいけないのですが、計算すると係数の和は次数であることが分かります。
なので、今回3乗ですから係数の和は3になるはずです。
アは2が入ります。
イ
これらが受信側で問題になるには、中間周波数と一致しなければなりません。発振周波数はあくまでも送信側です。
ウ
周波数差が等しいので、
とすると、先ほどのアから例えば
少し分かりづらいですが、を用いなければ、他の周波数にもならず妨害を受けにくいことが分かります。
答えはです。
エ
増幅器の利得を下げることで、線形動作の範囲内にします。あまり、増幅しすぎると不安定になり、非線形動作になります。
オ
アの式より相互変調積成分はです。
係数で考えると3乗ですから、dBですと3になります。