B-2 次の記述は、図に示す位相同期ループ(PLL)検波器の原理的な構成例において、周波数変調(PM)波の復置について述べたものである。内に入れるべき字句を下の番号から選べ。なお、同じ記号の内には、同じ字句が入るものとする。
PLLの問題ですか〜
大変分かりやすいPLL検波の仕組みはこちらです。
ア
PLLに使われるフィルタはLPFです。
PCで発生する高次な雑音をカットするためなどに使われます。
一陸技においては、滅多にHPFが答えになることないです。迷ったら、LPFで。
アは6か答えです。
イ
PCで常に位相の比較を行ってます。なので、答えは3の位相です。
ウ
LPFは、ローパスなので低周波を通します。なので、高周波成分はありえないですね。
また、差と言われているので、誤差電圧の7が正解です。
エ
位相が一致すれば、差がなくなりますので、誤差電圧もゼロになります。エは4です。
オ
誤差電圧は位相差に比例します。そのため、周波数偏移(周波数の変化)に比例して誤差電圧も大きくなります。