Penguin-AppliedPhysicsのブログ

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令和1年7月 一陸技「無線工学A」B-3

B-3 次の記述は、FFTアナライザについて述べたものである。⬜︎内に入れるべき字句を下の番号から選べ。

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使ったことあるか!?

 

FFTアナライザはスペアナと同様に入力信号の周波数成分を表示します。

アナログなスペアナでは位相までは分かりませんが、FFTアナライザではFFT演算器にて周波数のデータを得るので、位相までゲットできます。

そのため、6が正解です。

 

FFTアナライザは、入力のアナログ信号をA-D変換器でデジタルデータに変換します。その後、FFT演算器で処理して周波数ドメインのデータを取得します。

ですので、イは2が当てはまります。

 

FFTアナライザは入力信号が繰り返すとの仮定で周波数分析を行うので、限られた時間内の信号を解析できます。

3が当てはまります。

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周波数ドメインから時間ドメインに変換するのは逆フーリエ変換です。

ラプラス変換は時間の関数を複素数の関数に変換する際に用いるものです。

 

A-D変換するときは入力信号の周波数が、標本化周波数の1/2より低く設定する必要があります。(1周期の山と谷の2プロットが必要なため)

10が正解です。

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