Penguin-AppliedPhysicsのブログ

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令和2年1月 一陸技「無線工学の基礎」A-17

A-17 図に示す回路において自己インダクタンスL[H]のコイルMの分布容量Coを求めるために、標準信号発振器SGの周波数fを変化させて回路を共振させたとき、表に示す静電容量Csの値が得られた。このときのCo[pF]の値として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、SGの出力は、コイルTを通してMと疎に結合しているものとする。

共振問題か…

 

まあ、共振と言われてますので、共振周波数f

f=\frac{1}{2\pi\sqrt{LC}}

で表されました。

ここで、C_o, C_sは並列接続とみなせますので、

f=\frac{1}{2\pi\sqrt{L(C_o+C_s)}}

になります。(コンデンサの合成容量は並列のとき足し算)

あとは、f_1=150 kHzのときC_{o1}=252 pFf_2=300 kHzのときC_{o2}=57 pFを代入して連立方程式を解けば求まります。

2f_1=f_2なので、それを使ってあげると早く解けるかも…

 

答えは5です!