Penguin-AppliedPhysicsのブログ

応用物理に関することを色々と。

令和2年11月2回目 一陸技「無線工学の基礎」A-20

A-20図に示すような、均一な抵抗線XY及び直流電流計Aaの回路で、XY上の接点を点Pに移動させたところ、端子aに流れる電流I[A]の1/4がAaに流れた。このとき、抵抗線XP間の抵抗の値として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、Aaの内部抵抗rを8[Ω]、
XY間の抵抗Rを10[Ω]とする。

難しい!!やだ!!

 

さあ、この回路。YP間の抵抗をR_{YP}、XP間の抵抗をR_{XP}、XY間の抵抗値をR_{XY}=10としましょう。

この回路をよく見ると、r, R_{YP}の直列にR_{XP}が並列となっています。並列の場合、電流は抵抗に反比例しますから、

\frac{I}{I/4}=\frac{(r+R_{YP})+R_{XP}}{R_{XP}}=\frac{r+R_{XY}}{R_{XP}}=4

になるので

R_{XP}=\frac{r+R_{XY}}{4}=4.5

 

答えは2です!(イエーイ)