令和1年7月一陸技「無線工学A」A-7 - Penguin-AppliedPhysicsのブログ

A-7 次の記述は、図に示すBPSK(2PSK)復謝器に用いられる基準搬送波再生回路の原理的な構成例において、基準搬送波の再生について述べたものである。▭内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の▭内には、同じ字句が入るものとする。

もはや、これは数学...

問題文を信じて解いてあげます。

$e_o=e_i^2=\cos^2 \{2\pi f_ct+\pi s(t)\}$

ここで、 $\cos^2\theta=\frac{1+\cos 2\theta}{2}$ なので、

※忘れてしまったかたはこちら参照です。

$e_o=\frac{1+\cos \{2\pi 2(f_c)t+2\pi s(t)\}}{2}$

$=\frac{1}{2}+\frac{1}{2}\cos \{2\pi 2(f_c)t+2\pi s(t)\}$

これでAが求まりました。

BPSKなので、位相変化は $\pi$ です。

直流成分（低周波側）や雑音成分（高周波側）を除去したいので、その中間だけ通すBPFが採用されます。

答えは1です（イエーイ！）