Penguin-AppliedPhysicsのブログ

応用物理に関することを色々と。

令和2年11月1回目 一陸技「無線工学A」A-2

A-2 次の記述は、図に示すQPSK 変調器の原理的な構成例のQPSK波s(t)について述べたものである。▭内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、送信データは2系列に直並列変換したあと符号変換され、2値符号a1(t)及びa2(t)として、それぞれ符号が"0"のとき+1、"1"のとき-1の値をとるものとする。また、搬送波の角周波数をωcとする。

難しく考えずに...

 

問題文より、[0 0]のとき( a_1=+1, a_2=+1)に 1 + jであり、 +\frac{\pi}{4}でした。

では、[0 1]のとき( a_1=+1, a_2=-1)であれば、 1-jになります。

QPSKの信号配置を考えると、以下のようになります。

でかい...

 

この関係さえわかってしまえば、

[1 1]のときは、[0 0]と\piずれているものを選べばいいので、Aには-\frac{3\pi}{4}が入ります。

[0 1]のときは、原点との角度を考えれば、-\frac{\pi}{4}です。

同様に、[1 0]のときは、原点との角度を考えれば、\frac{\pi}{4}です。

 

答えは1です(イエーイ)