Penguin-AppliedPhysicsのブログ

応用物理に関することを色々と。

令和1年7月 一陸技「無線工学B」B-4

B-4 次の記述は、SHF 帯及び日帯の電波の伝搬について述べたものである。⬜︎内に入れるべき字句を下の番号から選べ。

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これも良きですね

 

意地悪な問題ですが…

酸素分子が60GHz付近、水蒸気分子は22GHz付近です。

6が当てはまります。

 

電波の波長が短ければ、より影響を受けます。

なので、周波数が高い方が減衰量は増えます。

7が当てはまります。

 

球面に電波が入射するので、様々な方向に反射し散乱します。

雨滴に対して、電波の波長は長いので回折は生じません。

3が正解です。

 

雨滴は落ちているので、落下方向に潰れた楕円体に近い形になっています。

エは9です。

 

霧の粒子は非常に小さいので、熱損失が主になります。

5が当てはまります。