A-15 図に示すように、周波数100[MHz]、送信アンテナの半波長ダイポールアンテナに対する相対利得10[dB]、水平偏波で放射電力1[kW]、送信アンテナの高さ100[m]、受信アンテナの高さ10[m]、送受信点間の距離90[km]で、送信点から60[km]離れた地点に高さ300[m]のナイフエッジがあるときの受信点における電界強度の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、回折係数は0.1とし、アンテナの損失はないものとする。また、波長をλ[m]とすれば、AC間とCB間の通路利得係数A1及びA2は次式で表されるものとする。
またも計算か!!
山岳回折について、詳しくは下記参照です。
https://rikutoku-kobeya.com/dennpadennpann/fureneruzoonn/
山岳回折による電界強度は自由空間の電界強度に対して、以下のような関係があります。
ここで、今回分かっているのは相対利得ですから、自由空間の電界強度は
です。
※絶対利得なら
今回、は10dBですので、リニアにしても10です。
また1GHzで0.3mですから100MHzは3mです。
あとは、当てはめていくだけになります。
ここで、なら
より
答えは4です!(イェーイ)