A-14 図1、図2及び図3に示す理想的な演算増幅器(Aop)を用いた回路の出力電圧Vo[V]の大きさの値の組合せとして、正しいものを下の番号から選べ。ただし、抵抗R1[kΩ]、R2=9[kΩ]、入力電圧Viを0.2[V]とする。
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みんな大好きオペアンプの問題ですが、図1と図2が異なります。入力電圧がオペアンプのマイナスとグラウンド間に掛かっているのが図1で、反転増幅回路です。
でした。
なので、の大きさと言われていますから、図1は
になります。
一方で、図2の方は入力電圧がオペアンプのプラスとグラウンド間に掛かっています。これが非反転増幅回路です。(プラスなので反転しない)
そうすると、非反転増幅回路では
よって
です。
最後に図3ですが、これも非反転ですね。
オペアンプの入力インピーダンスはですし、短絡はインピーダンスですから、次のように表せます。
よって
です。
答えは1です!(イェーイ)
オペアンプについて詳しくはこちら…