Penguin-AppliedPhysicsのブログ

応用物理に関することを色々と。

令和1年7月 一陸技「無線工学B」A-18

A-18 次の記述は、自由空間において開口面の直径が波長に比べて十分大きなアンテナの利得を測定する場合に考慮しなければならない送受信アンテナ間の最小距離について述べたものである。▭内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

問題文に従うのが吉?

 

問題文をよく読むと、Aの答えをA, Bの答えをBとすると

\Delta R = A= B

と表せます。

ここで、AのR_1R_{min}=Cにもなります。

すなわち、

\Delta R =\frac{(D_1+D_1)^2}{8R_1}\Delta R =\frac{\lambda}{16}であれば、

\Delta R =\frac{\lambda}{16}=\frac{(D_1+D_1)^2}{8R_{min}}

R_{min}=\frac{2(D_1+D_1)^2}{\lambda}

答えがこのような関係になっているのは、3しかないのです。

 

答えは3です!(イエーイ)

理論的にはこちら参照です。

www.takuichi.net