Penguin-AppliedPhysicsのブログ

応用物理に関することを色々と。

令和3年1月2回目 一陸技「無線工学の基礎」A-3

A-3 図に示すような透破率がμ[H/m]の鉄心で作られた気回路の破路abの磁束φ[Wb]を表す式として、正しいものを下の番号から選べ。ただし、磁路の断面積はどこもS[m]りであり、図に示す各磁路の長さab.bc.cd、adはl[m]で等しいものとし、磁気回路に磁気飽和及び漏れ磁束はないものとする。また、コイルCの巻数を、Cに流す直流電流をI[A]とする。
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これも見たことあるかもー

 

類似問題はこちら

https://penguin-appliedphysics.hatenablog.com/entry/2023/11/15/070233

 

磁界H [A/m]

H\times 4l=NI

の関係にあります。また磁束密度B [Wb]

B=\mu H

です。磁束は磁束密度と面積の積なので

\phi=BS=\mu HS=\frac{\mu NIS}{4l}

磁束は長いほど、小さくなる。

 

答えは2です!(イェーイ)