Penguin-AppliedPhysicsのブログ

応用物理に関することを色々と。

令和3年1月2回目 一陸技「無線工学の基礎」A-6

A-6 図に示す回路において、負荷抵抗r[Ω]の値を変えてRで消費する電力Pの値を最大にした。このときのPの値として、正しいものを下の番号から選べ。

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難しそう〜

 

ノートンの定理を使います。とはいっても、Rに流れる電流と内部抵抗を求めるだけです。

内部抵抗とRが等しければ、消費電力は最大になります。

さて、Rに流れる電流ですが、

I=\frac{V_1}{R_1}+\frac{V_2}{R_2}=\frac{18}{3}+\frac{12}{6}=8

ここで、内部抵抗とRが等しいので電流は半分こになります。

内部抵抗は

R=\frac{R_1R_2}{R_1+R_2}=2

よって、電力は

P=(I/2)^2R=4^2\times 2=32

 

答えは4です!(イェーイ)