Penguin-AppliedPhysicsのブログ

応用物理に関することを色々と。

令和3年1月2回目 一陸技「無線工学の基礎」A-5

A-5 図に示すようにR[Ω]の抵抗が接続されている回路において、端子ab間から見た合成抵抗Rab[Ω]を表す式として、正しいものを下の番号から選べ。

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工夫します。

 

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このように真ん中のRを2Rの並列として等価変換します。そうすると左右対象になります。

左半分は、2RとRの直列にRが並列され、さらにRが直列になっています。そのため、

\frac{(2R+R)R}{2R+R+R}+R=\frac{3}{4}R+R=\frac{7}{4}R

これが左右対象に並列接続されているので、合成抵抗は半分になります。

さらに図1の左上にはRが直列になっているので

\frac{7}{8}R+R=\frac{15}{8}R

 

答えは4です!(イェーイ)