Penguin-AppliedPhysicsのブログ

応用物理に関することを色々と。

令和2年11月2回目 一陸技「無線工学B」A-3

A-3 実効長1[m]の直線状アンテナを周波数20[MHz]で用いたとき、このアンテナの放射抵抗の値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、微小ダイポールの放射電力Pは、ダイポールの長さをl[m]、波長をλ[m]及び流れる電流をI[A]とすれば、次式で表されるものとする。

これも計算~

 

放射抵抗R_Rと放射電力Pの関係は

P=I^2R_R

です。

なので、

R_R=\frac{P}{I^2}=80(\frac{\pi l}{\lambda})^2=80(\frac{\pi\times1}{15})^2\simeq 3.5

20MHzは15mの波長(1GHzで30cmなので)です。\pi^2は10と覚えておくと便利です。

 

答えは5です!(イエーイ)